男女交際と飲み会を真面目に支援する。
「好きな人がいるんだけどさあ」という話を24歳の女性がしたら,それはとてもとても素敵なこととして応援するだろう。
「結婚したいんだ」「一緒に住みたいなあ」
これが発達障害のある女性だったら?
とたんそれは「問題行動」としてとらえられてしまいがちなのです。どうやってその想いを違う方向に向かわせようか,だめだと言おうか,あきらめさせようか・・・。
確かに見た目も言ってることも幼い。けれどやっぱり大人になって発達段階としては異性を求めるときがやってきます。
そのときどうするか?
本人のスキルをあらためて考え,恋愛するということがどんなことなのかを伝え,交際するということはどういうことか学び,そしてこれからどうなっていくかをじっくりと見守りながら支援すること。
それしかないと思うのです。
欲求を抑圧し,見ないようにし,隠し続けても,結局は欲求不満が高まって違った問題になるだけでなく,その人の成長という素晴らしい機会を逃すことになるのではないかと思うのです。
「飲み会」「合コン」「女子会」「男子会」みたいな当たり前な場所で当たり前に性の話や恋愛話が語れたり認められたり,それだけで気が済むことだってたくさんあるわけで。
障害の有無に関わらず、ムダだと思うこと、余白、あそび、そんな時間が人を育てることがあります。
真面目にムダなことをして遊びきった大人にこそできる支援があります。
それこそが「あそび」の支援。
第1回目をこじんまりとやりました。女子会です。居酒屋に行ってビール飲んでカラオケして。楽しい時間に障害は関係ないのです。
大人のあそび会に,乾杯!
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