まじめなからだ
アトピー性皮膚炎という病気になってから,自分を見つめるようになった。単なる皮膚の疾患なのにも関わらず,この体質のおかげで眠れなくなり,すべてが闇の中のような感覚になり,自分が最も醜い生き物になったような気になる・・・結果として心が死ぬような感覚に陥る。まさかの出来事だった。
皮膚が弱いのも分かっていたし,アレルギーがあるのも小さい時からだったし,これを「体質」の問題だと考えていたが,深く深く掘り下げていった時に見つけた答え。それもまた,まさかの出来事だった。
そして,その答えにたどり着いた時に,ああやっぱり,とも思った。
病まなければ気付かなかったことがある。
苦しまなかったら気付かなかったことがある。
からだはほんとうにまじめだ。
必死だったんだろう。
わたしを守るのに一生懸命だった,わたしのからだ。
アトピーにでもならなければ守れなかったわたしの心。
治る必要があれば治ります。
治っては困るから,治らない,そういう類いの病があることを知りました。
・・・アトピーでお悩みの方も,ぜひご相談ください・・・
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